新幹線の安全を守るドクターイエローの秘密!


どのような役割があるのか

ドクターイエローは、その名前からどのような仕事をしているのかを誤解されがちな車体です。人によっては「病気になった人の診察を行うために運行をしている」という人もいます。もちろん、ドクターイエローはそのような仕事を行なっていません。ドクターイエローは車両の安全な運行をするために走行をしています。

では、ドクターイエローは新幹線が壊れたときの修理を行なっているのでしょうか。惜しいですが、それも違います。ドクターイエロー自体には、新幹線を修理する道具や設備はありません。では、どのようにしてドクターイエローは新幹線の安全を守っているのでしょうか。正解は、電気設備や線路が正常な状態かどうかを確認するという仕事を行なっています。

ドクターイエローの正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」と言います。実際に新幹線が走行する路線を運行しながら、その線路の色々なデータを採取しています。そして、もしも異常が見つかったら司令室に報告をします。司令室では、そのデータを参照しながら、設備を直すためにはどのような工事が必要なのかを検討するのです。そのデータが無ければ工事をするのに膨大な時間がかかると言われており、世界一正確な運行を守る礎となっています。